10月5日(土曜)に、「第7回 形態解析ワークショップ」が、日本橋で開催されます。
顕微鏡技術を活用して精力的にご研究を行っていらっしゃる先生方のお話を聞くことができる貴重な機会となっております。
東京での開催となり、事前申し込みは必要ではありますがが、どなたでもご参加が可能ですので、ご興味のございます方は、ぜひご参加ください。
参加申し込みは、以下URLからお願いいたします(ニコンソリューションズのWebサイトになります)
https://go.healthcare.nikon.com/l/924973/2024-08-30/2y8zkc
第7回 形態解析ワークショップ ~多様な顕微鏡を用いて~
- 日程: 2024年10月5日(土曜) 10時00分~17時50分
- 現地会場: 日本橋ライフサイエンスHUB
東京都中央区日本橋室町1-5-5 室町ちばぎん三井ビルディング8階
施設URL https://www.nihonbashi-lifescience.jp/hub/ - 参加費等: 当日は昼食をご用意しております。聴講参加費は無料です。
- 協賛企業(順不同): Visualix, NanoString, 株式会社オプトライン, 日本電子株式会社(JEOL), 浜松ホトニクス株式会社, 横河電機株式会社, ヘルツ株式会社, リカケンホールディングス, スペクトラ・フィジックス, 株式会社日本レーザー, indica labs
- 問い合わせ先:形態解析ワークショップ事務局
株式会社ニコンソリューションズ バイオサイエンス営業本部 担当 刈込淳一.
※右の画像をクリックしますと、案内パンフレット(PDFファイル)が展開します。
顕微鏡を用いた生命科学・ 医学分野での研究は急速に進展しつつあり、一流誌に掲載される多くの学術論文において顕微鏡画像を用いた解析が利用されています。顕微鏡を用いた形態解析はそれに特化した機器が必要であり 、 また十分に性能を引き出すには基盤となる知識と経験が必要です。
更に近年では新しい物理 ・ 化学的な手法を利用した全く新しい顕微鏡技術が次々と開発されており、そのような最先端のイメージング技術を国際競争力を持って開発し、自分の研究に取り入れて行くには個々の研究者の努力に加えて多くの研究者による連携や公的機関による支援、大学や研究機関による施設や設備の提供が必要です 。
国内の若手研究者が国内で独立し、あるいは海外の大学 ・ 研究機関から国内に異動した際には、自分自身の研究室を立ち上げると同時に、先端イメージング技術を活用した研究を継続的に行うための枠組みがどうしても必要になりますが、現在の日本の国内ではこのような必要性に対して効果のある対策はなされていないのが現状です。
このような状況を打破して、若手研究者が最先端の技術を活用した研究を発展させるには、世代を超えた研究者の交流を促進し、その中から生まれてくる新しい発想や研究連携の在り方を具体化していくべきだと考えます。
このような趣旨から、光学顕微鏡、電子顕微鏡の枠にとらわれずに、これらの顕微鏡技術を活用して、ユニークな生命科学 ・ 医学研究を推進しておられる若手研究者のお話を聞き、活発な議論を行う場を設けることといたしました。
多くの研究者のご参加を期待しております。
東京大学 大学院医学系研究科 神経細胞生物学分野 岡部繁男
順天堂大学 大学院医学研究科 神経疾患病態構造学講座 特任教授 内山安男
開会の辞
10:00 – 10:10 東京大学 岡部 繫男 先生
セッション1
10:10 – 10:50 東京医科歯科大学 難治疾患研究所 神経炎症修復学分野 教授 七田 崇 先生
「脳梗塞における神経修復」
10:55 – 11:35 物質 ・材料研究機構 高分子・バイオ材料研究センター 主幹研究員 宇都 甲一郎 先生
「マテリオバイオロジーを指向した時空間制御バイオマテリアルの開発」
11:40 – 12:20 慶應義塾大学 理工学部 生命情報学科 / 理工学研究科 基礎理工学専攻 生命システム情報専修 専任講師 塚田 祐基 先生
「ライブイメージングデータの定量画像解析から数理解析への展開」
昼食休憩
12:25 – 13:15 (休憩途中、企業紹介あり)
セッション2
13:15 – 13:55 京都大学 生命科学研究科 附属生命情報解析教育センター 准教授 坂本 雅行 先生
「神経活動・細胞内シグナル分子可視化のための蛍光プローブ開発と応用」
14:00 – 14:40 東北大学 生命科学研究科 応用生命分子解析分野 助教 横山 武司 先生
「抗菌薬はどのように作用するか?クライオ電子顕微鏡で分子夾雑環境のリボソームの動態を解き明かす」
14:45 – 15:25 北海道大学 薬学研究院 生体分子機能学 教授 前仲 勝実 先生
「北大創薬センターのクライオ電子顕微鏡体制の現状と展望」
休憩
15:30 – 15:45
基調講演
15:45 – 16:25 国立研究開発法人 理化学研究所 脳神経科学研究センター 細胞機能探索技術研究チーム チームリーダー / 光量子工学研究センター 生命光学技術研究チーム チームリーダー 宮脇 敦史 先生
「Cruising inside cells」
企業セッション
16:30 – 16:55 協賛企業紹介
16:55 – 17:35 株式会社Rist 画像事業責任者 樺澤 達将 様
「脳神経画像のAI解析および三次元再構成」
開会の辞
17:40 – 17:50 京都大学 松田 道行 先生
懇親会
18:00 – 19:40 同会場 日本橋ライフサイエンスHUBホワイエにて開催 (会費制: 2,000円)