Station-2のLED光源の設置とカメラの増設に関して

当センターのStation-2には、蛍光光源として水銀ランプを設置していました。ただし水銀ランプは、寿命がわずか200時間しかなく、交換からわずか100時間程度でも強度が変動しやすいうえ、今後の環境面での負荷軽減のためにも、光源の再検討が必須となっておりました。

そこでこのたび、光源としてニコンの蛍光LED照明システム: D-LEDIを導入しました。385nm、475nm、550nm、621nmとする4種のLEDが搭載され、各LEDを0%-100%の範囲で調節できるため、通常の蛍光観察には十分対応できると思われます。

また少し前には、Teledine Photometrics社の超高速sCMOSカメラ: Kinetixも当センターに導入しました。
他の顕微鏡システムへの設置可能性もあり、常にこの顕微鏡で利用できるわけではございませんが、Station-3とほぼ同様に、多点・高解像度・多色・タイムラプス観察が可能なうえ、20倍以下のドライタイプ対物レンズの観察なら、こちらのステージインキュベータなら2枚のディッシュの同時観察もできますので、ぜひご検討ください。

Station-2に設置のLED光源
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