Station2:全反射蛍光顕微鏡(TIRF)/スピニングディスク走査型顕微鏡(CSU)
4本のレーザーと高感度のCCDカメラを搭載している顕微鏡システム.目的に応じて機器を設置することで、以下の2つの観察が可能.
- 全反射を生じる浅い角度からレーザーを照射することで、ガラス界面近傍に存在する蛍光分子のみを観察する、全反射蛍光顕微鏡(TIRF).
- ニポウディスク走査式共焦点ユニット(CSU)を設置することにより、マルチビーム走査式の高速共焦点顕微鏡. 最大で毎秒30枚で画像取得を行ううえ、レーザー走査型の共焦点顕微鏡と比較すると、光ダメージを軽減した観察も可能.
405/488/561/640の4本のレーザーが、TIRFとCSUで使えるようになりましたうえ(2021年4月)、この4色用のマルチバンドフィルターセットを導入しました(2021年10月)。時間のかかるフィルター切替が不要となり、ようやくTIRF/CSUでの高速観察が可能となります。
2023/01/23 UPDATE! 超高速観察を可能とするsCMOSカメラのKinetixと、蛍光観察用のLEDとなるD-LEDIを追加しました。
全反射蛍光観察(TIRF)の原理など詳細については、下記が参考となるかと思います。TIRFと(落射)蛍光顕微鏡との画像の比較は、[ギャラリー]に載せておりますので(末尾の数枚になります)、そちらもご覧ください。
https://www.microscope.healthcare.nikon.com/ja_JP/resources/basic-knowledge/learn-more/tirf
https://www.microscopyu.com/techniques/fluorescence/total-internal-reflection-fluorescence-tirf-microscopy
一方でCSUによる多点走査の原理などについては、[Molecular Expressions Microscopy Primer: CSUによる共焦点観察の原理など]の[Intaractive Flash Tutorials]では、Flashを用いて動的にわかりやすい説明があります(Yokogawa Spinning Disk Scanning Unitになります)。他にも各種の顕微鏡での観察方法などに非常に多くの解説が網羅されており、特にこのFlash-Tutorialが導入されている箇所は、(英語サイトではあっても)一目瞭然ですので、おすすめです。

全反射投光管 | ニコン 全反射用レーザ投光管「TIRF」 |
顕微鏡 |
ニコン 電動倒立顕微鏡 Ti 電動ステージ、パーフェクトフォーカスシステムを搭載 *リンクは、後継機種のTi2としております。 |
EM-CCDカメラ |
浜松ホトニクス ImagEM *同一の機種は生産完了となりましたので、リンクは後継のカメラにつけております。 |
sCMOSカメラ |
Teledyne Photometrics Kinetix NEW! 広視野で超高速の画像取得が可能なカメラですが、TIRFではImagEMをおすすめします。 |
CSU |
横河電機 ニポウディスク共焦点ユニット CSU10 *CSU-10は生産終了となったため、リンクはCSUシリーズのトップとしております。 |
LED光源 |
ニコン 蛍光LED照明システム D-LEDI NEW! 385nm、475nm、550nm、621nmの4種のLEDが搭載され、蛍光観察で使用します。 |
培養装置 |
東海ヒット INUBG2H-TIZB *同一の機種は生産完了となりましたので、リンクは後継機につけております。 |
除振台 |
明立精機 除振台 AY-1209K4 (提供:システムブレイン) |
暗幕 |
明立精機 組立式暗室 XRM-1411K4 (提供:システムブレイン) |