近年のノーベル化学賞が、2008年には蛍光タンパク質の開発と発展、2014年には超解像顕微鏡の開発に対して授与されたことに象徴されますように、医学や生物学分野の研究でイメージングの果たす役割は一層大きくなっております。
当センターでは毎年、主に蛍光イメージングに関する最先端の研究、各種のイメージング関連技術などを紹介するミニシンポジウムを開催しておりますが、今回は「蛍光イメージング」にとどまらない広義の「イメージング」の最前線で携わる研究者を招き、イメージングの更なる広がりと深化を紹介いたします。
活発な意見交換の場ともなりますことを期待しておりますので、ぜひ多くの方がご参加くだされば幸いです。
第5回 蛍光イメージングミニシンポジウム
- 日程: 2016年9月30日(金曜) 13時30分~17時05分
- 場所: 北海道大学 フロンティア応用化学研究棟 1階 セミナールーム
- 主催: 北海道大学ニコンイメージングセンター
- 共催: 株式会社ニコンソリューションズ
- 共催: 新学術領域研究・学術研究支援基盤形成:先端バイオイメージング支援プラットフォーム(ABiS)
- 総合司会: 大友康平 (北海道大学 電子科学研究所 助教)
13:30 – 13:35 開会挨拶
招待講演1
13:35 – 14:15 吉川 雅英 (東京大学 大学院医学系研究科 教授)
「クライオ電子顕微鏡で見る繊毛の分子構築メカニズム」
招待講演2
14:15 – 14:55 渡辺 雅彦 (北海道大学 大学院医学系研究科 教授)
「シナプス分子のイメージング:神経組織化学の要点」
活動状況報告
15:15 – 15:45 根本 知己
「先端バイオイメージング支援プラットフォームおよびニコンイメージングセンターの活動状況について」
招待講演3
15:45 – 16:25 木村 隆志 (北海道大学 電子科学研究所 助教)
「先端的X線光源を利用した細胞イメージング技術の開発」
協賛企業による講演
16:25 – 17:05 浜松ホトニクス、ニコンインステック
17:10 – 17:15 閉会挨拶