Station-1のレーザーの入れ換えに関して

当センターの、現在のStation-1の共焦点顕微鏡は、2008年の研究所移設の直後に導入され、約7年半にわたって、非常に多くの方が利用いたしました。
導入の段階から、唯一のガスレーザーであったアルゴンレーザーは、起動にやや時間がかかり、出力も低下してくるようになりました。最も使用頻度の高い波長帯域にもかかわらず、安定して使えない、あるいは、ある日突然使えなくなる懸念がありますので、このたびレーザーの交換を行いました。

アルゴンレーザーから半導体レーザーへの交換となりますので、長期にわたって安定した出力が期待されます。
しかし一方で、従来のアルゴンレーザーは457nm,488nm,514nmの3種の励起が可能でしたが、半導体レーザーでは488nmのみとなります。そのため、457nmと514nmで観察を行っていた方には、ご不便をおかけすることとなって申し訳ございませんが、なにとぞご理解のほどを、よろしくお願いいたします。
また488nmで観察を行っていた方も、最大出力が従来のレーザーと異なるため(およそ半分程度になります)、観察の際にはレーザー強度の再確認をお願いいたします。

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