オンラインセミナーの開催

北海道大学の技術職員を対象とし、技術と知識の更なる深化を目的として、「分野横断技術交流会」を開催いたします。その一環として行う講義を、全国の技術職員、研究者、あるいは学生が広く聴講できるよう、お申し込み不要のオンライン形式で行うこととなりました。
この講義では、光学分解能を超越した超解像観察法について、その原理から実践に至るまで丁寧に説明することにより、光学顕微鏡を用いて極めて微細な構造の観察に関して、理解を深めることが可能です。併せて「遠隔地からの機器操作」についても、実際の操作方法を説明することにより、関連技術の習得が見込まれます。
皆さまの技術支援業務や研究活動での一助となりますならば、幸いです。

講師 堤 元佐 先生 (自然科学研究機構 生理学研究所 / 生命創成探究センター 特任助教)
 光学顕微鏡の観察の新展開―光学分解能を超える観察とリモート観察―

共焦点顕微鏡をはじめとした光学顕微鏡は、生きている細胞の細胞内小器官の観察が可能です。しかし観察手段として光を用いるため、光の波長に由来する200nmの分解能の制約があり、非常に小さな構造の観察は困難でした。そこで近年では、「光の当て方」を工夫することによる超解像顕微鏡の開発、あるいは画像演算手法の確立により、分解能以下で個々の対象の識別も可能となってきました。
また最近ではオンライン会議ソフトウエア等の発達により、遠隔の方でもリアルタイムに機器の稼働状況の把握も容易となりました。更にソフトウエアによっては、「遠隔地から機器を操作すること」もできますため、実機のある施設まで来訪せず、数千キロ離れた地域から機器を操作し、自らデーター取得することをも可能となります。この方法は、特定の機器やソフトウエアに限定されないため、比較的広範な各種の機器でも対応できる手法です。
本講義では、上記の光学分解能を超越した超解像観察法について、その原理から実践に至るまで丁寧に説明することにより、光学顕微鏡による極めて微細な構造の観察に関して、理解を深められます。併せて「遠隔地からの機器操作」についても、実際の操作方法を説明することにより、関連技術の習得が見込まれます。 各自の技術支援業務や研究活動での一助となりますならば、幸いです。

  • 参加は、先着300名までとなります。
  • リモート参加の方につきましては、カメラは不要、音声は完全ミュートでご参加ください。
  • 準備等のため、開始時刻より早い時刻でも接続は可能ですが、開始まで待機室でお待ちいただく形となります。
  • 実地で開催の技術交流会の一環のため、会場での対応が優先されますことを、ご了承くださいませ。
  • ご質問はチャットでお寄せください。司会が読み上げて、講師と会場内にお伝えします。
  • 途中で、休憩を取る可能性もございます。
  • リモート参加の方には、終了後にアンケートに回答してくだされば幸いです。
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