各種の発表にあたって.
イメージングセンターで観察したデータで学会発表や論文作成を行う際には、図の説明で“北海道大学ニコンイメージングセンターにて観察”と記載して、謝辞などで触れてくださった上、その旨を連絡くださるよう、お願いいたします。特に、先端バイオイメージング支援(ABiS)の支援対象者は、必ず謝辞にABiSをご記載ください。
謝辞は、皆さまの研究の進展に寄与できた“イメージングセンター(全体)に対して”のものとなると思われますので、直接に携わった私たちスタッフだけではなく、機材などを提供くださっている各協賛企業のご協力にも、大いに由来するものとなります。従って下記の文例にもございますように、スタッフの名前は記載しなくても別に構いません。
一方で、学術論文の文章内では、実際の観察方法や機材の詳細の記載が必要になると思われます。光学顕微鏡の記載等に詳しくない方もいらっしゃると思われますため、詳細な機器の情報や、皆さんの利用に応じた文章が必要になりますなら、私たちで原案の作成やアドバイスを行いますので、いつでもご相談ください。
基本的なスタンスとしては以上のようになり、まずは実際に論文を作成する際にご連絡をいただけますならばと思います。
以下に、記載方法の詳細を案内いたします。
学術論文の”Material and Methods”での記載方法.
学術論文での、利用機器の記述.
論文の”Material and Methods”などで利用機器を記す場合、以下のように機器の詳細を記す必要があります。(この例は、2023年10月現在でのStation-3の仕様です)。特に、対物レンズの記載は、顕微鏡観察の場合は必須です。
またStation-1, Station-4(Nikon:A1)での共焦点観察の場合も、”メインは顕微鏡で、そこに共焦点システムが(周辺機器として)実装されている“ことになります(顕微鏡や対物レンズがないと、画像が撮れません)。
前述と同様に、以下の2例のように顕微鏡や対物レンズの記載が必要ですが、一方で共焦点顕微鏡の場合は、光学フィルターの記載は概ね不要です。
論文での機器詳細の書き方は、フィルターや対物レンズなども含めた観察状況の入念な確認も必要となり、更には学術誌によって、記載内容が異なっています。一例として、「メーカーの所在都市」の記載も必要な学術誌もあるなど、適切な記載方法が直ちにはわからないかもしれません。
ご不明の点などがございますなら、いつでもお問い合わせください。
Huygensを使った際の記述.
Huygensによるデコンボリューション処理を行った際の文例を載せておきます。論文を書かれる際には、どうぞ参考としてください。
学術論文での謝辞の書き方
イメージングセンターに対しての謝辞
以下には、学術論文での謝辞の文例を載せておきますが、このような一般的な書き方で十分です。
論文を書かれる際には、どうぞ参考としてください。
We are grateful to the Nikon Imaging Center at Hokkaido University for being very helpful with confocal microscopy, image acquisition, and analysis.
We would like to thank the Nikon Imaging Center at Hokkaido University for technical support.
The authors would like to thank the Nikon imaging Center at Hokkaido University for imaging equipment and software.
Confocal images were acquired in the Nikon Imaging Center at Hokkaido University.
Microscopy analysis of samples was performed in the Nikon Imaging Center at Hokkaido University, using a Nikon Ti-E inverted microscope.
先端バイオイメージング支援(ABiS)の支援に対しての謝辞
ABiSの支援を受けている方は、ABiSへの謝辞も、以下のような形でご記入ください。第1期と第2期で、科研費番号も含めて、少し記載が異なっておりますので、ご注意ください。
また学術論文が発表となりましたら、併せてABiS事務局へのご報告もお願いいたします。こちらについては、フォームから簡単に報告できますうえ、ABiSのWebサイトなどでも広くアピールしてくださります。
2022年度-2027年度までの支援対象者
This work was supported by JSPS KAKENHI Grant Number JP22H04926.
This work was supported by JSPS KAKENHI Grant Number JP22H04926, Grant-in-Aid for Transformative Research Areas ― Platforms for Advanced Technologies and Research Resources “Advanced Bioimaging Support”.
2016年度-2021年度までの支援対象者
This work was supported by JSPS KAKENHI Grant Number JP16H06280.
This work was supported by JSPS KAKENHI Grant Number JP16H06280, Grant-in-Aid for Scientific Research on Innovative Areas ― Platforms for Advanced Technologies and Research Resources “Advanced Bioimaging Support”.