6月3日(土曜)に、「第5回 形態解析ワークショップ」が、順天堂大学で開催されます。
顕微鏡技術を活用して精力的にご研究を行っていらっしゃる先生方のお話を聞くことができる貴重な機会となっております。順天堂大学での開催となり、事前申し込みは必要ではありますがが、どなたでもご参加が可能ですので、ご興味のございます方は、ぜひご参加ください。
参加申し込みは、以下URLからお願いいたします(ニコンソリューションズのWebサイトになります)
第5回 形態解析ワークショップ ~多様な顕微鏡を用いて~
- 日程:2023年6月3日(土曜) 9時30分~17時10分
- 現地会場:順天堂大学 本郷・お茶の水キャンパス 第三教育棟 4階 401室
- 聴講参加費等: 当日は昼食をご用意しております。聴講参加費は無料です。
- 協賛企業(順不同): エッペンドルフ, 株式会社オプトライン, 日本電子株式会社(JEOL), 富士フィルム和光純薬, 横河電機株式会社, 日本ジェネティクス株式会社, ヘルツ株式会社, リカケンホールディングス, スペクトラ・フィジックス,
- 形態解析ワークショップ事務局: 株式会社ニコンソリューションズ バイオサイエンス営業本部 担当 高橋恵太.
顕微鏡を用いた生命科学・医学分野での研究は急速に進展しつつあり、一流誌に掲載される多くの学術論文において顕微鏡画像を用いた解析が利用されています。顕微鏡を用いた形態解析はそれに特化した機器が必要であり、また十分に性能を引き出すには基盤となる知識と経験が必要です。更に近年では新しい物理・化学的な手法を利用した全く新しい顕微鏡技術が次々と開発されており、そのような最先端のイメージング技術を国際競争力を持って開発し、自分の研究に取り入れて行くには個々の研究者の努力に加えて多くの研究者による連携や公的機関による支援、大学や研究機関による施設や設備の提供が必要です。
国内の若手研究者が国内で独立し、あるいは海外の大学・研究機関から国内に異動した際には、自分自身の研究室を立ち上げると同時に、先端イメージング技術を活用した研究を継続的に行うための枠組みがどうしても必要になりますが、現在の日本の国内ではこのような必要性に対して効果のある対策はなされていないのが現状です。このような状況を打破して、若手研究者が最先端の技術を活用した研究を発展させるには、世代を超えた研究者の交流を促進し、その中から生まれてくる新しい発想や研究連携の在り方を具体化していくべきだと考えます。
このような趣旨から、光学顕微鏡、電子顕微鏡の枠にとらわれずに、これらの顕微鏡技術を活用して、ユニークな生命科学・医学研究を推進しておられる若手研究者のお話を聞き、活発な議論を行う場を設けることといたしました。多くの研究者のご参加を期待しております。
東京大学大学院医学系研究科神経細胞生物学分野 岡部繁男
順天堂大学大学院医学研究科神経疾患病態構造学講座特任教授 内山安男
開会の辞
9:30 – 9:40 岡部 繫男 先生 (東京大学)
セッション1
9:40 – 10:20 池内 与志穂 先生 (東京大学 生産技術研究所 物質・環境系部門 分子細胞工学分野)
10:25 – 11:05 湯川 博 先生 (名古屋大学 未来社会創造機構 ナノライフシステム研究所)
11:10 – 11:50 植田 美那子 先生 (東北大学 生命科学研究科 植物細胞動態分野)
11:55 – 12:45 昼食休憩 (企業紹介 10分 × 3社)
セッション2
12:45 – 13:25 稲生 大輔 先生 (大阪大学 大学院医学系研究科 統合薬理学)
13:30 – 14:10 宮澤 佳甫 先生 (金沢大学 電子情報科学専攻 福間研究室)
14:15 – 15:15 協賛企業紹介 10分 × 6社
15:15 – 15:30 休憩
セッション3
15:30 -16:15 竹内 春樹 先生 (東京大学 理学系研究科 生物科学専攻 分子神経生理学研究室)
16:15 – 17:00 山本 卓司 先生 (株式会社マトリクソーム)
開会の辞
17:00 – 17:10 内山 安男 先生 (順天堂大学)
※各講演の要旨等は、パンフレットからご覧になれます。