5月7日(土曜)に、「第4回 形態解析ワークショップ」がオンライン開催されます。
光学顕微鏡・電子顕微鏡の枠にとらわれず、顕微鏡技術を活用して精力的にご研究を行っていらっしゃる先生方のお話を聞くことができる貴重な機会となり、今回は当センター長の三上も講演を行います。こちらはオンライン配信も行われ、どなたでもご参加が可能です。
ご興味のございます方は、ぜひご参加ください。
参加申し込みは、以下URLからお願いいたします(ニコンソリューションズのWebサイトになります)
第4回 形態解析ワークショップのお申し込みフォーム
第4回 形態解析ワークショップ ~多様な顕微鏡を用いて~
- 日程:2021年5月7日(土曜) 9時30分~16時15分
- 開催方法:現地会場である順天堂大学とWeb配信(Zoom)のハイブリッド開催
- 現地会場:順天堂大学 本郷・お茶の水キャンパス
- 参加費:無料
顕微鏡を用いた生命科学・医学分野での研究は急速に進展しつつあり、一流誌に掲載される多くの学術論文において顕微鏡画像を用いた解析が利用されています。顕微鏡を用いた形態解析はそれに特化した機器が必要であり、また十分に性能を引き出すには基盤となる知識と経験が必要です。更に近年では新しい物理・化学的な手法を利用した全く新しい顕微鏡技術が次々と開発されており、そのような最先端のイメージング技術を国際競争力を持って開発し、自分の研究に取り入れて行くには個々の研究者の努力に加えて多くの研究者による連携や公的機関による支援、大学や研究機関による施設や設備の提供が必要です。
国内の若手研究者が国内で独立し、あるいは海外の大学・研究機関から国内に異動した際には、自分自身の研究室を立ち上げると同時に、先端イメージング技術を活用した研究を継続的に行うための枠組みがどうしても必要になりますが、現在の日本の国内ではこのような必要性に対して効果のある対策はなされていないのが現状です。このような状況を打破して、若手研究者が最先端の技術を活用した研究を発展させるには、世代を超えた研究者の交流を促進し、その中から生まれてくる新しい発想や研究連携の在り方を具体化していくべきだと考えます。このような趣旨から、光学顕微鏡、電子顕微鏡の枠にとらわれずに、これらの顕微鏡技術を活用して、ユニークな生命科学・医学研究を推進しておられる若手研究者のお話を聞き、活発な議論を行う場を設けることといたしました。多くの研究者のご参加を期待しております。
東京大学大学院医学系研究科神経細胞生物学分野 岡部繁男
順天堂大学大学院医学研究科神経疾患病態構造学講座特任教授 内山安男
開会の挨拶
9:30 – 9:40 岡部 繫男 先生 (東京大学 大学院医学系研究科)
セッション1
9:40 – 10:20 五十嵐 龍治 先生 (量子科学技術研究開発機構)
10:25 – 11:05 吉村 英哲 先生 (東京大学 大学院理学研究科 理学部)
11:10 – 11:50 村本 哲哉 先生 (東邦大学 理学部 生物学科)
休憩
11:55 – 12:45 協賛企業紹介 10分×4社
セッション2
12:45 – 13:25 河合 宏紀 様 (エルピクセル株式会社 研究開発本部)
13:30 – 14:10 今野 幸太郎 先生 (北海道大学 医学系研究科 解剖発生学教室)
14:15 – 14:55 吉松 剛志 先生 (University of Sussex, UK)
休憩
15:00 – 15:20 協賛企業紹介 10分×2社
セッション3
15:20 – 16:00 三上 秀治 先生 (北海道大学 電子科学研究所)
開会の挨拶
16:05 – 16:15 内山 安男 先生 (順天堂大学大学院 医学研究科)