Nikon Imaging Center at Hokkaido university

ニコンイメージングセンターとは。

設立の概要

北海道大学 電子科学研究所 ニコンイメージングセンター(NIC@北大)は、北海道大学のみならず日本全国の研究者に最新の生物顕微鏡を利用できる環境を提供することを目的とした施設です。
前身となるニコンバイオイメージングセンターは、2011年の9月末日をもって、株式会社ニコンインステックの協力による寄附講座としての運営を終了いたしましたが、多くの顕微鏡ユーザーの継続要望に応える形で、2012年4月1日にNIC@北大は研究所の直接運営による再スタートを切りました(その際のセンター長の根本からの挨拶は、以下に記載しております)。

  *こちらをクリックすると、根本からの挨拶が展開します。

電子科学研究所は、(株)ニコンインステック様より寄附をいただき、平成17年に寄附講座「ニコンバイオイメージングセンター」を設置いたしました。その後、平成23年9月末をもって、6年間の寄附講座としての運営を一旦終了いたしました。その間、本センターは北海道大学内外の医学、理学、工学、農学、薬学などの極めて幅広い研究領域の研究者にご利用いただき、総利用者数 3000 名、総利用時間は2万時間に及びました。その後、数多くの利用者の方々より、センターを継続して運営して欲しいとのご意見を多数いただき、弊所教授会において鋭意議論を重ねて参りました。その結果、本年度の弊所の改組に伴い、研究支援部ニコンイメージングセンターとして、オープンファシリティー制度や文部科学省「ナノテクノロジープラットホーム」事業を活用し、弊所が直接運営することとなりました。
本センターへのご期待は、イメージングの最新技術の開発、提供という一方向の流れだけではなく、若手研究者を中心とした利用者や、最新機器テクノロジーをご提供していただいている協賛企業との双方的な相互作用であり、各国のニコンイメージングセンターとの連携を含めた、重層的なネットワークへの展開であると考えております。真のイメージング技術の中核的拠点として、新生センターが発展的な活動を維持することが、北大のみならず、我が国の明日のライフイノベーションや生命科学の振興のための使命であることを信じております。皆さまの旧センター以来のご協力に心より感謝いたしますと共に、今後ともご指導ご鞭撻をいただけますよう、心よりお願い申し上げます。

平成24年4月 電子科学研究所 研究支援部 ニコンイメージングセンター長 教授 根本知己


また2016年4月より、文部科学省・科学研究費助成事業の「先端バイオイメージング支援プラットフォーム:ABiS」にも参画し、先端イメージング機器を運用する国内機関と更なる連携を取り、生命科学を幅広く包括した先端イメージングの支援を行うこととなりました。こちらは科学研究費(科研費)をもつ研究者の研究に対してのサポートとなりますが、科研費をお持ちの研究者が上記ABiSへの支援課題に採択されますと、当センターの利用においてメリットがございますので、ぜひこちらもご検討ください。

協賛企業と他のイメージングセンター

イメージングセンターの協賛企業

2017年4月現在でNIC@北大は、Andor Technology(アンドール)中央精機 (中央精機ライフサイエンス部)、五稜化薬浜松ホトニクスニコンインステック日本分光(JASCO)サーモフィッシャーサイエンティフィック(旧社名:ライフテクノロジーズジャパン;インビトロジェン; Molecular Probes)、日本ローパーオプトライン(Semrock製のフィルターの提供)、プロメガシステムブレインソリューションシステムズ (Scientific Volume Imaging社のソフトウエア"Huygens"の提供)、東海ヒット横河電機 という、14社の企業から多大なるご協賛を受けて活動を行っております(企業名は、英語表記としたときのアルファベット順としております)。

世界のニコンイメージングセンター

また2017年4月現在で、ニコンイメージングセンターは世界に9拠点が存在しております。設置研究機関としては、ハーバードメディカルスクール(NIC@HMS)、ハイデルベルグ大学(NIC@HD)、北海道大学(NIC@北大)、 カリフォルニア大学サンフランシスコ校(NIC@UCSF)、シンガポールバイオポリス(NIC@SBIC)、 国立研究センター・キュリー研究所(NIMCE@IC-CNRS)、ノースウエスタン大学(NIC@NU)、キングスカレッジロンドン(NIC@King's)、イタリア工科大学(NIC@IIT)となっており、当センターは東アジアで唯一の拠点です。各センターによってさまざまな運営形態ではございますが、互いに密な連携を取ることで、研究者への研究サポートの更なる充実を図っております。

誰にでもサポートします

ニコンイメージングセンターでは、寄附講座ニコンバイオイメージングセンターとしての設置以来、継続して以下のような研究者へのサポートを行っております。そのため、「けいこうって何?理科の授業以来、顕微鏡は触ったこともなくて…」というような初心者でも優れた顕微鏡画像を取得し、見ていても美しく効果的な長時間タイムラプスムービーを作成することもできるようになります。

  • 最先端の顕微鏡とイメージング関連機器を設置し、基礎研究の環境を提供する。
  • イメージング操作について専属スタッフが指導を行う。
  • 顕微鏡に馴染みのない研究者からハイエンドユーザーまで、さまざまなレベルに合わせて顕微観察法のトレーニングコースを行う。
  • 顕微鏡ユーザーのアイデアを反映した新型顕微技術の開発を行う。

周囲に顕微鏡が全くない、設備はあっても使い方がわからない、観察に適した対物レンズや光学フィルターがない、設備が老朽化して思うような観察ができない―など、生物顕微鏡の利用を検討している方は、大学の研究者も一般企業の研究者でも、どなたでも利用できます。また遠方で研究を行っているなど(水産学部の方、他大学・一般企業の方など)、頻繁に札幌へ通って観察を行うのが難しいような場合でも、スタッフが代わって観察を行う委託観察も可能となりました。
まずはぜひ設備の見学だけでも、お気軽に当センターへお越しください(詳細は、[連絡先]からお問い合わせください)。また利用にあたって多く寄せられるお問い合わせ事項とその回答は、[利用にあたって:FAQ]をご覧ください。