Nikon Imaging Center at Hokkaido university

最近のNIC

2019年10月28日

※今回のセミナーには、31名の方が参加して終了いたしました。セミナーの模様は、[イベント]に載せております。
参加された皆さまには、改めてありがとうございます。そして当日はいろいろと至らぬところも多く、申し訳ございませんでした。

当センターに、ニコンの超解像顕微鏡:N-SIMが導入にあたり、こちらの紹介の意味合いも含めて、N-SIMセミナーを開催することとなりました。ニコンの担当者が説明してくださりますうえ、セミナー室での説明の後は、当センターの実機でハンズオンセミナーとして実演を行います。更にその後、サンプルをお持ちの希望者には、実際にニコンの担当者に超解像画像を取得してもらえます。
セミナー自体に関してはお申し込みは不要で、超解像顕微鏡に興味のある方には絶好の機会ですので、ぜひお越しください。

*画像をクリックすると、別ウインドウで1M程度のPDFファイルが開きます。
*サンプルのトライアル観察をご希望の方は、可能な限り事前にご相談ください。予約なしでも対応する予定ではありますが、事前予約の方が優先されますことを、あらかじめご了承ください。

  • 日時: 2019年11月1日(金曜)
  • 予定スケジュール:
     13時30分 1階会議室で、N-SIMセミナー
     14時15分 担当者によるハンズオンセミナー(1時間程度)
     15時30分 トライアル観察をご希望の方への、デモンストレーション観察
  • 場所: 電子科学研究所 1階 会議室 → 2階 ニコンイメージングセンター

また超解像顕微鏡については、以前に作成した [超解像顕微鏡とは] も、改めてご覧ください(実際の機器に併せて、少しだけ修正しました)。

2019年08月16日

9月1日(日曜)は、学内の電気設備の点検のため、停電となります。
停電/復電でのトラブルを避けますため、8月30日(金曜)の16時頃から2日(月曜)の14時頃まで、WebサーバーをOFFにいたします。そのためこの間は、このWebサイト(や、おそらく学内の大部分のWebサイト)は見られませんが、なにとぞご容赦ください。
当センターの機器につきましては、停電の直前直後でも通常どおりに使うことができますため、変わらずご利用ください。

※9月2日9時 設備点検の停電は終了しましたため、当Webサイトも通常どおりに復帰しました。


2019年07月24日

当センターの設備ですが、実は今年になって静かに、そして大幅にリニューアルを進めております。
最初に培養室の設備が変わり、右の写真のようになりました。従来はインキュベーターとクリーンベンチは小さめのものを使用していましたため、「とりあえず、間に合わせ」という感が否めず、特にクリーンベンチは手狭で、ご迷惑をおかけしておりました。3月末にフードアンドメディカルイノベーション国際拠点(FMI)のご厚意により、そちらからの設備の移管が可能となり、大型のものを導入することができましたので、より使いやすくなりました。

あわせてStation-5には、中央精機の電動ステージを導入しました。ステージ位置を手動で制御するとなりますと、どうしてもモニターで見ながら、「あと細胞半分だけ右に…。あっ!? うっかり制御ダイヤルを回しすぎて、行き過ぎちゃってさっきの細胞がいなくなった…」となってしまうなど、微細な移動が難しいですので、こちらも操作が行いやすくなったかと思われます。
このStation-5は、まさに協賛各社のご協力を受けながら、少しずつ構築を進めていったシステムです。これで現在は、協賛9社の協力でできているステーションとなりますので、改めて各社のご厚意に感謝しております。

そして同様にFMIから、新しいタイプのニコンの共焦点顕微鏡:A1Rsiも移管が完了し、先日よりStation-6として提供を開始しました。利用者に十年前より提供し続けているStation-1とは、同じ名称のモデルではあり、もちろんStation-1は現在も優れた共焦点画像を取得できておりますが、Station-1は第0~第1世代であり、一方のStation-6は第5世代と、大幅にリニューアルされておりますので、「これは共焦点顕微鏡では難しいだろう…」という目的の観察でも、ぜひ検討くださればと思います。機能や画像例などの詳細は、[A1って、すごい(増補版)]をご覧ください。

これからも当センターでは、更に機器の拡張や充実を行い続ける…ことを希望しておりますので、ぜひ密かにご注目ください。

2019年05月31日

※こちらのシンポジウムには52名の方が参加して終了いたしました。写真は、[イベント]に載せております。

世界のニコンイメージングセンターのディレクターが日本に来るのに合わせて、本年は6月28日(金曜)に、東京・品川で"Nikon Imaging Center Fluorescence Imaging Symposium"を開催することとなりました。
こちらにつきましては、興味のございます方はどなたでも聴講が可能ですので、ぜひ奮ってご参加くださればと思います(北海道のユーザーの方は参加が難しいかと思われますので、いささか恐縮なところですが)。
* 5月31日現在のスケジュールを掲載しており、招待講演者は確定しておりますものの、各講演の開始時刻はまだ未確定の箇所があります。


"Nikon Imaging Center Fluorescence Imaging Symposium"

13:30 - 13:35 開会挨拶

講演1
13:35 - 14:20 加藤薫 (産業技術総合研究所 バイオメディカル研究部門 主任研究員)
"Observation of fine structures of the cell with optical microscopy"

講演2
14:20 - 15:05 村山 正宜 (理化学研究所 脳神経科学研究センター 触知覚生理学研究チーム チームリーダー)
"Wide field of view two-photon imaging from mouse cortical neurons"

15:05 - 15:25 休憩時間

講演3
15:25 - 16:10 雲林院 宏 (北海道大学 電子科学研究所 教授)
"Single cell endoscopy toward single cell interrogation"

16:10 - 17:10 協賛企業講演 (ニコン, アンドールテクノロジーズ, 東海ヒット, 横河電機の4社を予定)

17:10 - 17:15 閉会挨拶

※画像をクリックしますと、PDFファイルのパンフレット(3Mb程度)を見ることができます。
また各講演者の氏名につけているリンク先は、講演者の所属研究室のWebサイトになりますので、研究の概要などを参考になるかと思います。

2019年05月31日

ようやく新しい機器の利用登録・予約システムの準備が整いましたので、当センターでも6月から完全移行することとなりました。
当センターで従来より利用している機器予約システムは、今後は予約ができなくなりますのでご注意ください。
新しいシステムの使い方などは、こちらからご覧ください。

約十年間にわたってこの第2世代予約システムを使ってきましたが、十年間ずっと使い続けていたり、それこそ第1世代のシステムのインターフェースがわかるのは、もはや私(小林)だけのように思えてなりません…。

2019年05月27日

※こちらの学術講演会にも34名の方が参加し、非常に多くの質問も寄せられた充実したものとなって終了いたしました。写真は、[イベント]に載せました。

6月3日に、「学術講演会」を開催することとなりました。どなたでも聴講が可能ですので、興味がありますなら、ぜひご参加ください。


学術講演会

10:30 - 12:00 山口 良文 教授 (北海道大学 低温科学研究所 冬眠代謝生理発達分野)
講演タイトル: 哺乳類の冬眠研究の可能性

要旨: 冬眠は、食料の枯渇に見舞われる季節を、代謝を抑制した低体温状態となることで乗り切る、冬越しのための適応戦略です。恒温動物である哺乳類の中にも、シマリスやジリス、ヒグマ、ハムスターなどの冬眠する哺乳類と、ヒトやマウス、ラットなど、冬眠しない哺乳類がいます。冬眠しない哺乳類は低体温状態では心停止や臓器障害などが生じるため長期間の生存はできませんが、冬眠する哺乳類は、基礎体温セットポイントの変更、低体温耐性、貯蔵脂肪の効率的な燃焼機構、寝たきりに伴う筋萎縮への耐性、自律的な体重制御など、医学的側面から見ても興味深い性質を多々備えています。しかし、その制御機構はいまだに殆ど不明なままです。私たちは冬眠する哺乳類が有する様々な性質の分子基盤を明らかにしようと研究を進めています。

本セミナーでは、現在私たちが進めている研究内容だけでなく、哺乳類の冬眠に関する基礎的な背景から最新の研究まで、異分野の方にも出来るだけわかりやすく紹介します。

*参考文献:
Chayama et al., Front Physiol. 9:1973, 2019
Chayama et al., R Soc Open Sci. 160002, 2016

2019年04月10日

※こちらの学術講演会にも27名の方が参加し、非常に多くの質問も寄せられた充実したものとなって終了いたしました。写真は、[イベント]に載せました。

5月7日にも、「学術講演会」を開催する予定です。こちらもどなたでも聴講が可能ですので、ぜひ奮ってご参加ください。


学術講演会

16:00 - 17:00 毛内 拡 助教 (お茶の水女子大学 基幹研究院自然科学系 生体組織機能学研究)
講演タイトル: 健康な脳のカギを握る脳の中のメタコミュニケーション

要旨: 脳が生きているとはどういうことだろう。身体の健康寿命が延長していく一方、脳やこころの健康についての理解は未だ追いついていません。そこで私たちは、脳が健康で正常に機能しているとはどういうことか、ということを改めて問い直す必要があります。
神経生理学においては神経細胞(ニューロン)のシナプスを介した相互作用に関する研究が大半を占めています。私たちの脳を構成する要素は、ニューロンの他にも、血管系、グリア細胞、グリア伝達物質、神経調節物質、拡散伝達、髄膜系、脳室系、脳脊髄液、イオン恒常性、細胞外電場、細胞外空間、脂質などが含まれており、これら構成要素とニューロンの間の相互作用を理解する必要があります。私はそれを「脳の中のメタコミュニケーション」と呼んでおり、その未知なるメカニズムを明らかにしようと取り組んでいます。
これまで私たちは、脳細胞の一種であるグリア細胞のアストロサイトが脳内の情報処理に関与している傍証を見つけてきました。例えば、頭蓋骨越しに脳に微弱な電気刺激を与えると、アストロサイトの細胞内カルシウムイオン濃度が顕著に上昇することを見出しました。刺激後、神経伝達効率が促進し、感覚刺激に対する応答が増強しました。一方、アストロサイトの細胞内カルシウム上昇を抑制するとこのような効果は得られませんでした。一方、刺激中、ニューロンの活動には影響がありませんでした。
現在、私は脳の中のメタコミュニケーションが破綻した場合に、何が起きるかに注目しています。特に、注意障害やうつ病、脳卒中に焦点を当てています。これらの病態の理解と、脳の中のメタコミュニケーションを正常化することで健康な脳機能を回復する方法を模索しています。

2019年04月09日

※今回の学術講演会には29名の方が参加し、非常に多くの質問も寄せられた充実したものとなって終了いたしました。写真は、[イベント]に載せました。

4月22日に、「学術講演会」を開催することとなりました。どなたでも聴講が可能ですので、ぜひ奮ってご参加ください。


学術講演会

16:00 - 17:00 杉 拓磨 助教 (滋賀医科大学 神経難病研究センター)
講演タイトル: 個と集団の行動の物理から知性について考える

要旨: 我々ヒトを含め、生き物は外部環境の情報処理を通じて行動を変化させ、環境に適応する。さらに、それらは集団レベルになると1個体レベルでは見られない機能を発揮し、その知的な振る舞いは研究者だけでなく多くの人を魅了する。したがって動物の1個体レベルと集団レベルの行動を支配する普遍的な法則性を理解することは「知性とは何か?」という問いとも関連する興味深い課題である。

線虫*C. *エレガンスは温度や振動刺激などを記憶・学習し、行動を可塑的に変化させる。また、体長わずか1 mmで、体が小さいことから、ミクロな1個体とマクロな集団レベルの行動を同時に観察可能である。そして分子神経遺伝学的手法により、数理モデルのパラメータを実験で自由に変えることが可能である。本研究者はこれらの特徴を活かし、古典的な行動遺伝学を利用した1個体レベルの解析と、バイオメカニクスやアクティブマター物理を利用した集団レベルの解析を行い、行動を支配する普遍則の理解を目指している。
本セミナーでは、線虫*C. *エレガンスを用いた行動の物理から「知性とは何か?」に迫ることが可能かどうかも議論したい。

参考文献:
Sugi et al. *Nature Neurosci*, 2011
Sugi* et al. *PNAS*, 2014
Sugi* et al. *Anal Sci,*2016
Sugi* et al. *Materials,*2018
Sugi* et al. *Nature Commun*, 2019

2019年03月29日

当センターで従来より利用している機器予約システムは、新年度より新しいシステムに移行する予定でしたが、3月末現在でも準備が整っておりませんので、当センターでは5月からの移行とさせてもらえればと思います。
そのため、4月中は従来通りのシステムで、予約を行ってください。以前より利用をされている方につきましては、この間は申請書の提出などは不要です。

ある程度の準備が整いましたら、新システムでの利用登録・操作方法なども説明いたしますので、もう少々お待ちください。

2019年04月01日

エイプリールフール企画の一環で、「表示の顕微鏡画像は、すべてイメージです」と本日限定でやってみることを企んだものの、改めて考えてみれば、"日本は、Japanです"と同様であまりにもそのままだと気づいたため、今年は保留としました。おもしろいネタを思いつけば、来年は実行する…かもしれません。

2019年02月13日


2010年3月まで電子研の准教授として研究をされておりました谷知己先生(ウッズホール海洋生物学研究所: Marine Biological Laboratory)が、北大医学部で講演を行うこととなりました。今回は医学部の開催となりますが、興味のございます方はぜひご参加ください。


細胞生理学セミナー

  • 日程:2019年2月20日(水曜) 17時30分~18時30分(予定)
  • 場所:札幌市北区北15条西7丁目 北海道大学 医学研究院 中研究棟5階 共通セミナー室5-1

17:30 - 谷 知己 先生 ウッズホール海洋生物学研究所 (Marine Biological Laboratory)・Associate Scientist
 "生体分子の並び模様をみる―蛍光偏光からみる生細胞内超分子システムのダイナミクス―"

要旨: 染色体や細胞膜、細胞骨格の構築や、情報伝達に関わるタンパク質などは、細胞の刺激応答や細胞周期に応じて、またたく間に空間的なまとまりをもった分子集合体を形成し、やがて解消する。このようなダイナミクスは、細胞内分子システムの“生き物らしさ”を強く感じさせる現象である。ある分子集合が空間的に整然とした秩序を持つもの(assembly)なのか、あるいは雑然としたもの(cluster)なのかを判別し、その秩序(molecular order)の度合を定量的に解析することは、生体分子の機能制御を理解する上で非常に大事である。この10年間における光学顕微鏡技術、とりわけ超解像顕微鏡技術の進展はめざましい。しかしながら、分子集合体における個々の分子の向きや分子配向の秩序を1分子単位で、生きた細胞内で観察するアプローチはこれまでになかった。

蛍光が持つ偏光成分は、現在の蛍光顕微鏡法では看過されがちな情報である。しかしこの蛍光偏光の方向をうまく検出することで、蛍光標識した生体分子の3次元の向きを1分子単位で可視化することができる。我々は最近、蛍光標識された生体分子の蛍光偏光を観察することで、その向きや並び方を、生きた細胞内で、1分子単位で観察する蛍光偏光顕微鏡を開発した。このセミナーでは、この顕微鏡法について概説したのちに、細胞骨格分子の配向や重合・脱重合動態、膜受容体の配向など、細胞内で分子の向きを観察する応用研究、さらに、将来の研究展望について論じる。

2019年02月12日

※このセミナーの写真は、[イベント]に載せました。

2月22日(金曜)に、"Technological Developments of Laser Scanning Fluorescence Microscopy"を開催することとなりました。
こちらはどなたでも、そして興味のある1講のみでも、聴講が可能ですので、ぜひ奮ってご参加ください。
* 2月12日現在のスケジュールを掲載しておりますが、まだ一部未確定の箇所がありますので、必ず直前にもご確認ください。


"Technological Developments of Laser Scanning Fluorescence Microscopy"

  • Dr. Takahiro DEGUCHI, Nanoscopy and Nikon Centre @ Italian Institute of Technology, Italy
    "Approaches to enhance the spatial resolution and/or imaging speed in confocal and non-linear optical microscopy"

  • Dr. Giseppe VICIDOMINI, Nanoscopy and Nikon Centre @ Italian Institute of Technology, Italy
    "Point scanning microscopy with single photon avalanche diode array"

  • Dr. Kohei OTOMO, Nikon Imaging Center, RIES, Hokkaido University, Japan
    "Improvements of two-photon microscopy for intravital micro/nano-imaging"

2019年02月12日

以下の日程で、当センターの利用ができません。

  • 2月18日(月), 2月20日(水)の終日
    出張などで不在となるため、一切の利用ができません。

  • 2月15日(金)の10時~12時, 2月19日(火曜)の13時~15時, 2月22日の13時~15時, 2月25日(月曜)の終日
    別業務で小林が不在となるため、小林が不在でも支障なく顕微鏡を利用できます方は、通常どおり予約して使用して構いません。一方で、機器操作が不慣れなど、スタッフのサポートが必要と思われます場合は、別日程をご検討ください。

こちらこそ、「ええと…〇曜日は…」と、覚えられないほどやや複雑で恐縮ですが、あらかじめご了承ください。

2018年のお知らせ:→


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