Nikon Imaging Center at Hokkaido university

イメージングに、興味がありますね?


利用の前に - 主な問い合わせと回答 - 

当センターの利用について、よく寄せられる質問とその回答は、こちらをクリックしてご覧ください。

Q1. ニコンイメージングセンター機材を利用するにあたり、必要な条件などはありますか?
A1. 国内の研究者で、研究開発や教育への活用が目的であれば、大学・企業などに関わらず誰でも機材を使用することができます。また水産学部の方や他の大学の研究者、あるいは各企業で研究開発に携わる方など、札幌は距離が離れていて頻繁には来られない、または忙しくて観察に時間を割くことができないような場合は、当スタッフが皆さんに代わって試料の観察を行う「委託分析」も可能です。
機材の使用を希望する方、または質問などがございます方は、[連絡先]からお問い合わせください。まずは顕微鏡などの設備を見学したいという場合でも、ぜひお問い合わせの上でお越しください。
利用にあたっては、[各種の注意・禁止事項](PDFファイル)を、観察した画像や各種データの使用方法に関しては、下記の[Q4. データの取り扱いに関して]もご確認ください。

Q2. 全くの初心者なのですが、利用にあたってサポートをしてもらえますか?
A2. もちろんです。当センターの利用にあたっては、イメージングセンターのスタッフがイメージング技術に関する相談にのり、顕微鏡の操作方法、ソフトウエアの使用方法なども、一から説明いたします。利用にあたってご不明の点がございますなら、随時お問い合わせくださればと思います。

Q3. 顕微鏡やカメラの購入に際して、相談にのってもらえますか?
A3. はい。スタッフがイメージングに最適な機材についての情報を提供いたします。また、購入前に当センターの各機材で自分のサンプルを試しに観察してみることも可能です。

Q4. 取得した画像やデータを利用するときは、許可などを得る必要はありますか?
A4. イメージングセンターで観察したデータで学会発表や論文作成を行う際には、“北海道大学ニコンイメージングセンターにて観察”と記載したり、謝辞などで触れてくださった上、その旨を連絡くださるよう、お願いいたします。また論文作成の際などに、機材などの情報などが必要になりましたら、いつでもお問い合わせください。
こちらに論文での機器記載・謝辞の記載例を記載いたしますので、例としてご参考としてください。
謝辞は、皆さまの研究の進展に寄与できた“イメージングセンター(全体)に対して”のものとなると思われますので、直接に携わった私たちスタッフだけではなく、機材などを提供くださっている各協賛企業のご尽力にも大いに由来するものとなります。従って文例にもございますように、スタッフの名前は記載しなくても別に構いません。

打ち合わせに来よう!見学をしよう!

当センターの利用を希望する場合は、まず[観察問い合わせメールフォーム]から、目的の観察の概要をお伝えください。こちらで内容を確認した後、メールで連絡いたします。

まずは当センターで観察に先立つ打ち合わせを行うのが理想です。そして当センターの実機や設備を直接ご覧ください。スタッフは希望する詳細な観察内容を直接聞き、そして利用される方々は設備を把握することで、どのような観察を行うことが可能か/行うのがよいか、イメージがわいてくるかと思われます。
そして当センターのスタッフが、目的に応じた最適の観察方法を提案いたします。このときに“観察が可能かどうかの確認”(この段階では、原則データの持ち帰りは不可)として、サンプルの一つをお持ちくださっても構いません。スタッフが試しに観察を行います。
また遠方で研究を行っているなど(水産学部の方、他大学・一般企業の方など)、なかなかこちらには来られないような場合でも、スライドガラスなどのサンプルを送付してスタッフが観察を行う委託観察も可能です。まずはお気軽にお問い合わせください。

機器の利用料金と初回利用講習

各顕微鏡は、大学のオープンファシリティ(北大の研究機器や設備の共同利用システム)の機器として登録されており、消耗品の補充や機器利用の電気代等として課金の徴収を、またオープンファシリティの規則により初回利用講習料(全顕微鏡で3時間:24,000円)も課しております。

Station-1 高速レーザー共焦点顕微鏡.  学内:3,600円, 学内委託:11,600円
他大など:4,900円 他大委託:12,900円
一般:6,400円 一般委託:14,400円
Station-2 全反射蛍光顕微鏡(TIRF). 学内:2,900円, 学内委託:10,900円
他大など:3,200円 他大委託:11,200円
一般:4,200円 一般委託:12,200円
Station-3 多色蛍光タイムラプス顕微鏡.  学内:1,800円, 学内委託:9,800円
他大など:1,900円 他大委託:9,900円
一般:2,500円 一般委託:10,500円
Station-4 リアルタイム共焦点顕微鏡.  学内:1,800円, 学内委託:9,800円
他大など:2,000円 他大委託:10,000円
一般:2,600円 一般委託:10,600円
Station-5 マルチビーム走査型2光子顕微鏡. *現在も開発中のシステムです。
まずはお問い合わせください。
Huygens 画像解析ソフトウエア:Huygens *当センターの利用者は、無料で使えます。

2017年9月までの利用料金は以下になっております。

Station-1 高速レーザー共焦点顕微鏡.  学内:3,300円, 学内委託:6,800円
学外:4,600円 学外委託:8,100円
Station-2 全反射蛍光顕微鏡(TIRF). 学内:2,700円, 学内委託:6,200円
学外:3,000円 学外委託:6,500円
Station-3 多色蛍光タイムラプス顕微鏡.  学内:1,300円, 学内委託:4,800円
学外:1,500円 学外委託:5,000円
Station-4 リアルタイム共焦点顕微鏡.  学内:1,300円, 学内委託:4,800円
学外:1,500円 学外委託:5,100円
Station-5 マルチビーム走査型2光子顕微鏡. *現在も開発中のシステムです。
まずはお問い合わせください。

この利用料金は、「実際の機器の利用」に対して発生いたします。そのため事前に利用の取消しを連絡する場合ならば、原則として利用料金は発生いたしません。しかし以下のような場合は、他の利用希望者の利用機会を無為にしてしまったことに相当するため、システムでの予約時間に相当する利用料金を課しますので、ご注意ください(その顕微鏡の混雑度合いは、考慮しません)。

  • 連絡なく来なかった場合は言うまでもなく、利用開始時刻の24時間前以降の取消しの場合
  • 連続する複数日などにわたって、長時間占有する機器予約を行っておりながら、そのうちの一部のみの機器利用となった場合
    (確実に使えるよう、とりあえず長めにおさえておく…といった意味合いかと思いますが…。ちょっと不誠実なところです)
  • 顕微鏡機器を何も利用しない、解析のみの利用にも関わらず、システムから機器予約を行った場合
    (*確実に解析を行いたい場合は、事前にご相談くだされば、だいたい十分に対応できます)
  • 利用の取消しが相次ぐ場合は、その月で3回め以降の利用キャンセル

とりあえず、観てみよう。

まずは初回利用者講習をかねた操作方法の説明を行いますので、実際に観察したいサンプルをお持ちください(当センタースタッフからの初回講習を受けていない場合は、一切の利用を認めません)。ただしサンプルの持ち込みに関しては、以下の[サンプル持ち込み方法と注意点]を、必ずご覧ください。当センターの利用にあたっての各種注意事項などは、[各種の注意・禁止事項](PDFファイル)にもまとめておりますので、そちらをご覧ください。

初回利用講習では、当センタースタッフが丁寧に説明を行いますので、顕微鏡に初めて触れるような初心者の方でもご安心ください。もちろん講習以降も、操作方法に不明の点などがあれば、いつでも説明いたします。
あるいは、当センターの機器で目的とする観察が可能であるか、試してみることもできます。その場合は当センタースタッフが機器を操作しますので、スムーズかつ確実に検討ができると思われます。

ただし下記の申請書の受領が完了するまでは、原則として観察データそのままの持ち出しは認めておりませんので、あらかじめご了承ください。そのため印刷したデーターのみとなりますが、どうしても画像/動画ファイルが必要なら、細胞のすぐ横などの要所に「イメージングセンターで取得」という文字を挿入したファイルに限り、許可いたします。そのまま無許可で発表されるなど、当センターにとって望ましくない事例が数回あったためで、どうかご理解くださいませ。

また当センターの顕微鏡システムは、さまざまな観察目的に応じて使い分けることが可能です。そのため例えば、最初はStation-3の利用を希望したものの、Station-1もぜひ試してみたくなる―という要望も頻繁にあります。あるいは当センターの顕微鏡で十分な顕微鏡画像が取得できることがわかったため、研究室の他のメンバーも利用したくなる、または年度が替わって新規配属となる学生なども利用を希望するような事例も多いです。操作説明をするたびに初回利用講習料をいただきますのは恐縮ですので、「当センターを継続して利用している研究室」の場合は、2回め以降の初回利用講習料のお支払いは不要です。他のユーザーからの"また聞き"よりも、私たちが操作方法を説明するほうが確実なのもありますので、こちらこそ初回指導は何回でもさせていただきます。遠慮せずに依頼してください。
なお"継続"のめやすは、だいたい以前の利用から1年以内とお考えください。さすがに利用が1年ほど空きますと、講習も新規で…といったところとなりますでしょうか。

☆2017/09/12追加
主に初回利用講習につきまして、利用状況を鑑みて以下のルールを追加することといたします。
そもそも、ふつうに考えると"ありえないこと"ではありますが、改めてご認識ください。特に2番めにご注意ください。初回操作指導を他の人に勝手に行うと、その研究室全体の利用ができなくなります!
例えば、同じ研究室の学生のデーターを至急で撮りたい!という事態が生じたときは、私たちスタッフに頼んでください。ベストな画像を撮ります!。

  • 当センタースタッフが初回操作指導を直接実施し、許可を得たユーザーのみが機器利用が可能であり、それ以外の者には利用を一切、認めない。
    学部・大学院教育において指導的立場のある職員等の指示があったとしても、一切、認めないものとする。
  • スタッフでないにも関わらず、他の者に初回操作指導を行ったと称して他者に利用させた場合には、該当課題の利用許可を取り消す。
    学部・大学院教育において指導的立場のある職員等の指示によるものであっても、例外は無い。
  • 使用許諾の無い時間帯にスタッフの許可の無く入室することは厳禁とする。

*サンプルの持ち込みに関して:クリックすると下に展開します。

当センターでは簡単な培養室がありますため、クリーンベンチでの作業やインキュベータ中での数日の培養など一通りの作業を行えます。ただし培養室が利用できるのは、当センターの利用者に限定されております。「当センターで観察は行うつもりはないが、インキュベータだけを借りて長期培養を行いたい」という要望への対応はできません。
生きた細胞の観察では、35mmガラスボトムディッシュでの観察がスタンダードです(いずれの顕微鏡でも、東海ヒット社製の37°CのCO2インキュベータの使用が可能です)。カバーガラス上の培養ならば、パーフェクトフォーカスを用いることができ、数日間でもフォーカスが維持できます。35mmガラスボトムディッシュは、IWAKI(AGCテクノグラス)(製品カタログ:組織培養製品:培養用ガラス複合容器などに、さまざまな製品があります), エッペンドルフ, Greiner, 松浪硝子などが販売しています。
 とはいえ、各社で販売されている、他のサイズのガラスボトムディッシュやスライドガラスサイズのチャンバーで培養したサンプルの観察も可能ですので(ステージインキュベーターが対応しているかの検証は必須です)、スタッフまでお問い合わせください。

当センターまで生きた細胞を輸送する方法として多くの方が取っている方法は、蓋もある発泡スチロールの箱に細胞を入れ、細胞の周囲を37度に温めておいた複数の保冷剤でみっしり囲むという方法です。この方法ですと、特別な容器の購入などを行わず、周囲にあるもののみを利用して、概ねまずまず良好な状態で運搬が可能です。
それでも場合によっては、「移動に伴う、無視できない揺動の衝撃や温度変化による細胞のストレス」が細胞状態や観察に影響することもあります。もしそうしたことを懸念される場合は、観察の前日に上記の方法で当センターまで細胞を運んでおくことをお奨めいたします。これにより、大きく改善された方もかなり多いですので、参考となればと思います。そして衝撃を少しでも和らげるためにも、この輸送では自転車ではなく学内循環バスでお越しになるのがよいかと思われます。

ただし当センターでは、観察で直接用いる消耗品は何も用意しておりませんし(スライドガラス・カバーガラス・ガラスボトムディッシュなど)、ガラス廃棄物を処分することもできません。こちらで観察が可能かどうか一回試してみるような場合などでも、消耗品もサンプルとともにお持ちになり、観察が終わりましたらお持ち帰りください。
 同様に、当センターで提供可能な染色試薬を試す場合も、染色処理後に洗浄・交換するPBSや培地なども、全く用意はございません。必ずご用意ください。

そして以下の注意点を、絶対に遵守してください。

・当センターで取り扱い可能な遺伝子組換えレベルはP1ですので、これを超えるレベルの利用は一切認めておりません。
・また動物実験をご検討の場合も、スタッフへ必ず事前に問い合わせてください。
・そして厳重な管理を必要とする毒劇物を扱う際は、スタッフへ必ず事前に問い合わせ、了承が得られた場合も、実験の際は毎回廃液や使用済み培地を含めて、必ず全量お持ち帰りください(このような廃液や培地も"毒劇物扱い"となりますが、当センターに保管する設備はありません)。決して当センターの流しなどに無造作に捨てたり、翌日にも来るからということで当センターの冷蔵庫に保管したりしないでください。

こちらが違反されますと、当センター自体の存続に大きく影響する可能性があります。そのため以上の3点に違反した場合は、理由を問わずに即刻利用許可を取り消し、当該研究室の以降のすべての利用を、未来永劫にわたって二度と認めない可能性もあります。

利用許可が出たら。

申請書が受理されて、利用登録が完了いたしましたら、オープンファシリティの利用IDとパスワードを発行します。このIDがあれば、オンラインで機器の利用予約を行うことが可能となります。
また、誰が予約・利用するのかを明確にするため、必ず[実際に利用する方のIDで予約を行う]ということを厳守ください(一人のIDを研究室の皆が使いまわすことなどは、ご遠慮ください)。